2008年7月3日木曜日

鹿島0ー0清水<ナビスコ杯>

鹿島のコンディション
試合開始から野沢,本山,小笠原を中心に速いグラウンダーのパスが繋がって仲々良い感じの攻撃が始まりました。時折ダイレクトパスも入り清水陣内に攻め込みましたが、19番の選手以外は全員戻って陣形を整える清水の壁を崩すことはできません。中央からのロングシュートを織り交ぜながら,サイドをアタックし中央にボールを送りますが、大きなCBを揃えた清水DFに跳ね返されてしまいます。このように引かれた場合、フリーになる選手はほとんどいないので、もっと低くて速いボールを蹴り込んで何かが起こることを期待した方が良かったと思います。不調の時に見られた不用意なミスパスがほとんど無く攻撃的なパスが通らず跳ね返されるということを繰り返していたのでほとんどカウンターを食らうこともありませんでした。何本か19番にめがけてボールが入りましたが、キープ力がイマイチなのとちゃんとケアされていたため危ない場面は無く前半はシュートゼロに抑えたと思います。しかし鹿島も決定的なチャンスは無くて、左サイドから小笠原がゴール前に入れたパスにマルキと田代が反応して抜け出し触ればゴールという場面がありましたが惜しくもマルキの1mくらい先でした。もう一つ篤人君からの中央へのボールを田代がオーバーヘッドで狙いましたが、ミートせず。大きくわく場面も無く過ぎていきました。
ここまでは、清水が完全に引いていたためDFラインとキーパーの間に抜け出すスペースが無くもう少し前へ引き出すような隙を作ってあげるのが良いのでしょうが、センターライン付近でボールを回してもまったくプレッシャーに出てこず、引きこもり作戦が徹底されていたと思うしかありません。

オリベイラ・マジック?
後半うまくパスの繋ぎ役になっていた野沢に代えてお決まりのエース・ダニーロが投入されました。10分過ぎに鹿島ゴール前に放り込まれたボールにジャンプした岩政に相手の肘打ちが直撃し大出血。(ノーファール!)頭をぐるぐる巻きにして帰ってくるまでの約5分間は、10人での戦いとなりましたが、なんと清水は相変わらず引きこもったまま。青木が下がったDFラインでボールを回して時間を稼ぎますが、まったくボール奪取にくる気配もありません。このシーンがこの試合の清水の作戦を象徴していました。本山を増田に代え、効果的に動き回っていた二人がいなくなってパスの回り方も少しゆったり気味でますますチャンスが生まれにくくなってしまいました。こんな時によくカウンターから失点するんだよなーという心配の通り、右サイドを突破されゴール前に鋭い横パスが入ってきました。決定的なピンチでしたが中央に走りこんだ選手にぴったりと合わず曽ヶ端が抑えます。その直後もカウンターから攻め込まれますが伊野波が辛うじてクリア。この鹿島左サイドからのコーナーキックを逆サイドのフリーの選手に折り返され中央から又々フリーの選手に強烈なヘッドを食らいますが、飛び込んだ包帯グルグル巻きの岩政の胸に当たって跳ね返します。胸でクリアしたわけではなく手を揚げて飛び込んだ胸に当たったというのが正解でしょう。いやー手に当たらなくて良かった。それにしてもマークを外しすぎて、唯一集中力が切
れ欠けていた場面でした。その後小笠原の右コーナーキックからニアのダニーロのヘディングシュートが惜しくも外れた場面と、篤人が中央でもらったファールを小笠原が蹴り壁の中の清水DFの頭に当たったボールがキーパーの逆をついて惜しくもゴール右の外れた場面が大きな得点チャンスでした。面白い場面がありましたね。最初気が付かなかったのですが、左サイドの前方に張り出した小笠原がうまくディフェンダーを交わして後ろから内側に上がって来た選手にパスを出し、ペナルティエリア内に侵入しあわやという場面があったのですが、ドリブルして2度目のタッチをミスして相手に取られた選手はなんと篤人君!いつの間にやら流れのなかで左サイドに来ていたのですね。あわてて新井場はどこ?と探したら本来の左サイドセンターライン付近にいました。Jリーグでこれだけ引かれてしまうのも珍しくほぼ対等の勝負ができそうな相手に引かれた場合なかなかこじ開けるのは難しいものだと実感しました。オリベマジック炸裂せずでしたね。

ホームで0-0は不利なのか?
ホームで勝ってアウエイで引き分けるのが基本だそうで、ずーとそう思っていたのですが、2年前アウトゥオリ監督の時にホームで始まったガンバ戦0-0の第1戦後アウエイゴールを取られなかったことが重要なことだと教わりました。案の定2戦目0-2で勝って準決勝横浜戦に進み又々ホームで無失点勝利で結局アウエイゴール差で決勝に進んだことがありました。決勝の結果は忘れちゃったけどね。去年のガンバ戦は逆だったなー。1-1とかのドローではなく無失点だったことが次の試合で清水に対する心理的なプレッシャーになれば良いですね。疲労の蓄積を考えてもっと若手を併用してもいいんじゃないかな。ちょっと疲れ気味の田代のところに竜太とか。

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