2008年11月20日木曜日

Ubuntu810の不具合

ノートPCでUbuntu810,Mandriva2009Freeが快適に使えるようになり調子に乗って3rdLinuxとしてMomonga5もインストールしました。そのうち無線LANの設定をしてみたいと思います。
ノートがうまくいったので仕事で使っているデスクトップも同じように変更することにしたのですが、これが大失敗でした。いままでは、Ubuntu710と804が快調に動作しておりノートと合わせるためにメインLinuxとしてMandriva2009Oneを使っていました。今まで不具合は何もなかったのでHDDを綺麗にするためにもパーティショニングをやり直してすべてクリーンインストールしようとまずUbuntu810をインストールしたのですが何と1:ntfsドライブの日本語フォルダを認識しません。これはよくあることなのですが、起動時のスクリプトファイル『rc.local』にumountとmountコマンドを追加したのですがこれが動作しないので起動後に手動でコマンドを入れてから使い始めます。2:有線LANの設定を記憶してくれません。職場では各PCにグローバルIPアドレスを割り当てるためすべて手動で設定するのですが、再起動するとDHCPモードに戻ってしまいます。結局PCを再起動すると1と2の動作が必ず必要になるのでやってられません。
1stLinuxにMandriva2009Freeをインストールして仕事に復帰。こちらはOneの時と比べるとntfsドライブの日本語フォルダの不認識は同じなのですがスクリプトがちゃんと働くのでOK。メニューの編集など今回は動くので今のところ快調です。
明日は,Ubuntu804をインストールしてからアップグレードしてみようかと思います。

2008年11月14日金曜日

fsck died エラーの解決策

Ubuntuをインストールしたあとに、別のパーティションのLinuxを変更して
インストールし直したあとに発生するUbuntu起動時の停止現象の原因と解決法。

起動時に『fsck died with exit status 8』と出て停止する原因は、
ext3のパーティションをチェックにいった際にfstabに書いたUUIDと実際の
UUIDが一致しないエラーだそうだ。
http://forum.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?pid=996
解決策は2つある。
1)正当な処置:上記解説にあるようにfstabのUUIDを書き直す。
2)暫定処置?:パーティションのチェックをやめる。最後の0 2 → 0 0 に変更。
3)UUIDでの記載をやめる:UUID=・・・をやめて/dev/sdax の表現にする。

*3番目や4番目のLInuxをよくインストールし直す人(私)には、2)か3)だな。
 パーティションの構成を変えないようにすれば3)が良さそう。

セカンドLinuxにMandrivaをインストール

Ubuntu810を第1Linuxにすることに決定し2番目のLinuxとして
Mandriva Free 2009 を再インストールすることにした。
せっかくなのでGNOMEではなくKDEで試してみることにした。
2nd Linux をインストールする場合は、GrubをMBRではなく
自分のパーティションの先頭にインストールするように指定する。
これでUbuntuには何の影響もないはずだったが・・・
Ubuntu810を立ち上げると何かエラーが出て
ブートプロセスが停止してしまった。言われるままにControl-Dを押すと
ブートプロセスが進んで起動することが確認できた。

今までだと修復などむずかしそうでできないから再インストールして
穏便に?(うやむやに^^)済ませていたのだが、何か方法はないかもう一度エ
ラーメッセージを
確認することにした。良くみると『fsck died with exit status 8』と
なっている。どうやら2ndLinux用のext3パーティションのチェックで
エラーが出ていてファイルシステムを修復しろと言っている。

Mandrivaのインストールを失敗したのかとも思ったが、試しに立ち上げる
ために Ubuntuのgrubのmenu.listを書き換えてMandrivaのパーティションに
行くようにした。そしてMandrivaを選んで起動するとちゃんと起動する。
title Mandriva 2009
root (hd0,7) ・・・・・Mandrivaのルートパーティションを指定
configfile /boot/grub/menu.list
を追加する。

ということは、Mandrivaのパーティションは、正常だがUbuntuから認識できない
何かがあるということ。調べるのがめんどくさいのでとりあえずパーティションの
チェックをする命令をチェックしない命令に変えてみることにした。

uuid=xxx /mnt/Mandriva_root ext3 defaults 0 2 → 0 0 に変更
これでエラー無しで立ち上がることを確認したので一安心。
漸くネットで原因を調べてみると・・・・わかりました。
MandrivaをインストールしたことでUUIDが変わってしまったのだそうです。
以下は、別のエントリーに記載。

2008年11月8日土曜日

Ubuntu810

Ubuntu810がリリースされました。10月30日いまかいかと何回も見に行きましたが、『Comming Soon』が消えてDL出きるようになったのは、夕方でした。大混雑のせいでしょう、遅いの何のって2時間くらいかかってDLしてすぐに立ち上げると、今回はすんなりと立ち上がりました。(804は結局bootできず、804.1はbootはできましたが、ssbのエラーが大量に出るという状態でインストールをあきらめていました。)しかし今回はエラーも出ていないようです。日本語化もうまくできましたが、thunderbirdは英語版しかDLできず。日本語化のやり方を調べているうちに810の日本語バージョンがすぐに出たという情報を見つけてさっそく日本語バージョンをDL。今度はちゃんと日本語化されているのでOKでした。今まで苦労した無線LANもちゃんと使えるようになっていました。うーんこれは良いね。Mandriva2009と比べてみると悪い点は2個です。
1)無線LANの設定をするのにLANからDLしなければいけません。最初に有線LANを接続する必要があります。(Mandrivaは元々NdisrapperがCDに入っているので一度も有線LANに接続しなくても最初から無線LANを設定してネットワークに接続可能です。)家では、有線LANポートが余っていないので何かをはずして無線LANを設定しなければいけないのでちょっと不便です。
2)OpenOfficeがまだ2.4です。これはレポジトリーにOpenOffice3の入っているものを追加してシステムのアップデートをすると3.0にバージョンアップされますので問題はありません。(MandrivaはCDに入っています。)
これ以外は、悪いところが今のところありません。
では、Mandriva2009の悪いところをあげてみます。
1)ntfsパーティションのマウントのタイミングが悪いのか起動後にumount/mountをしないと日本語のフォルダやファイルが見えなくなってしまいます。(起動スクリプトに追加すればOKです。)
2)ntfsパーティションの権限の設定が自動ではうまくできません。デスクトップに出るアイコンをクリックしても開かず、/mnt/パーティション/とクリックするとちゃんとアクセスできるのです。fstabの設定を変えなければいけないみたいです。
3)GUIで出てくるメニューの中に開かないものがあります。権限の問題でrootでしか開かないものもメニューに出てくるのであれ?と思います。例えばgparted,menuの変更プログラムも開きません。
開いてからrootのパスワードを要求すれば良いのに、無反応というのはいただけないと思います。
4)nautilus-gksuが使えませんでした。便利なのにちょっと残念。
5)端末からsuでrootに入りnautilusを立ち上げようとしてもエラーが出てダメですね。
 ログアウトしてrootでログインしないといけないのは、ちょっと面倒臭いです。(Ubuntuに慣れたからでLinuxではあたりまえなのかもしれませんが)
やはり素人には、Ubuntuの方が使いやすいのでMandrivaからUbuntuに戻ろうと思います。
今のところUbuntu810は完璧です。
もう少し詰めてみたいのは、無線LANの速度です。
Uuntu710では,fwcutterを標準にしていましたが、810では設定のところでfwcutterと出たような気がしましたが、Windowsのドライバーの位置を聞いてこないでインストールが終了しました。
fwcutterを使わなかったのか、Windowsドライバーを自動で探すようになったのかよくわかりません。
Fedoraのフォーラムでfwcutterは、802.11bまでなので遅い。ndisrapperは802.11gもサポートしていると出ていたので速度を調べてできれば802.11gの実力が出るようにしてみたいと思います。